FC-R600

愛用していたO,SYMETRICを一旦お休みして、シマノのコンパクトクランクを使い始めました。

<O,SYMETRICとの違い>
O,SYMETRICを使ったときのペダリングは簡単にいうと押して、引いてのピストン運動のようになります。
前も書きましたが低回転のペダリングに、例えば淡々と走るタイムトライアル、特にヒルクライム系には入力ポイントがわかりやすく向いていると思います。

ただし120回転を超えてくると、ノーマルのチェーンリングの方が自然に回せました。
特にスプリントのように超高回転になると、どこで力を入れていいのか逆に分からない感じがしました。

O,SYMETRICからノーマルのチェーンリングに戻して違和感なくなるまで、2~3日かかりました。

<どのメーカーのクランクにするか>
コンパクトにする場合、メーカーがたくさんあり悩ましいですが変速性能はシマノが一番良いと思います。
フロントの変速性能の良さは、歯数差が大きい(50-34の場合16)コンパクトでは特に引立ちます。

<FC-R600と700>
シマノに決めたら、あとは600700どちらにするかですが、どちらも形状はほとんど同じで仕上げと重量(クランク本体が中空か無垢か)の違いです。
変速性能も変わらないし、100gの違いで5000円の差は大きいのでFC-R600にしました。

<何故コンパクトを使うか>
雑誌でも「なんとなく全体的にギヤが軽くなるから上りで使いやすい」と、分かったような分からない事を書いていますが、結局は「リアのギヤをクロス化できる」ということに尽きる思います。

例えば、フロントが34と小さいので一番軽いインナー×ローがかなり軽くなるというのはあまり当たっていません。
コンパクトの場合は12-27のカセットはミドルゲージのリアメカを使わないとメーカー推奨では使えません。
そうすると、カセットのローギヤの最大値は25になりますが、34×25は39×27と比べて格段に軽くなるわけではありません。
裏技で16-27のカセットを使う手がありますが、アウター×トップが軽くなってしまうので一般的にはあまりおすすめできません。

それでは、普段ノーマルクランクを使用していて12-25のカセットで不満なく使えている人がコンパクトにするとどうでしょうか。
実は超クロスギヤの12-21が問題なく使えてしまうのです。

アウター×トップが軽くなるので、11Tを入れるという選択肢もありますが、それをするとコンパクトの意味がなくなってしまいます。また、50×11が必要なシチュエーションも思い当たりません。
そうするとロー側をインナー×ローがノーマル(1.56)と同じぐらいの軽さになる21T(1.62)を選ぶと12-21が使えます。

まとめると、、、
・39×27(1.44)より軽いギヤが欲しい人には、コンパクトの34×25(1.36)は若干軽くなる。また1段分スプロケットがクロスで組める(12-27→12-25)。
・ノーマルで12-25Tのカセットを使っていた場合は、12-21のクロスを組める。

ということになります。

<実際使ってみて>
12-21Tのギヤが使える!と言っておいて自分は普段16-27Tを使っています。
34×27を使うと長尾台ですら、スイスイ上れてしまうので、、、。やめられそうにありません。
剛性感も四角軸のBBと比べて格段に上がっていて、全く不満のないレベルです。

また、シマノは12-21Tはデュラエースしか設定していないので、使おうとするとかなり出費が必要になります。元々歯が小さくて軽いのだから、チタンで作る必要は無く、他のグレードで作って欲しいですね。

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